Progress LIFE STYLE COFFEE
提案するのは『ライフスタイル』
広島随一の繁華街にある、憩いの場所
昼の街と夜の街の2つの顔がある広島の随一の繁華街である新天地。
その境目にあるProgress LIFE STYLE COFFEEは、昼も夜も行き交う人々の憩いの場になっている。
“親しみやすさ”を大切にし、コーヒーが苦手な方でも飲みやすい、寄り添える場所、Progress LIFE STYLE COFFEEの創業者 田中裕二さんにお話を伺った。
コーヒーが苦手だったからこそ分かる、本当の美味しさ
バーテンダーとしてのバックグラウンドを持つ田中は元々コーヒーが好きではなかった。
当時勤めていた会社の新部署設立でカフェ部門に携わることになり、意図せずコーヒーのキャリアがスタートする。
「始めはラテアートがきっかけでした。マシンでコーヒーを作ることにどんどんのめり込んでいきました。」
そう語る田中。一方でバリスタとして、コーヒーそのものの美味しさを知らないことに違和感をもっていた。
ある時、思い切って数日間の休みをとり、東京へコーヒーを勉強しに行った。40件ほど都内のコーヒー屋を巡り、ようやくコーヒー嫌いな自分でも飲めるコーヒーに出会った。
「当時出会うコーヒーのすべての味が苦手でしたが、初めて自分でも美味しいと思えるコーヒーに出会えたことに感動しました。今でもあの味を鮮明に覚えています。」
そんな感動体験を誰かに届けたいと思い、自分でお店を開業することを決意する。
倒れて気付く、お客様の大切さ
田中が選んだ街は、広島の随一の繁華街新天地。夜にも人が多く行き交うこの街で、開業当初は深夜までお店を開けていた。
朝から晩までお店を営業する毎日。ある日限界を迎えカウンターで倒れ込んでしまい、たまたま居合わせた常連客が病院まで搬送してくれ、なんとか一命を取り留めた。その時田中は、普段お店に来てくれるお客様の大切さを改めて強く感じたという。
「“ライフスタイル”を掲げている以上、毎日コーヒーを届けないと意味がない。自分が倒れてしまうと、それが出来なくなってしまう。」
そう考え田中は、営業時間や商品ラインナップやメニューを改めた。
“私の家にふらっと遊びに来てもらう感覚で、お店に来てほしい”
Progress LIFE STYLE COFFEEの店内はウッドとドライフラワーを基調にした、アットホームな空間である。昔からの常連さんが多く、気軽に遊びにきた友人を田中がもてなすような雰囲気を感じられるのが特徴である。
“広島コーヒーシーンを盛り上げたい”
田中は広島コーヒーシーン全体を引っ張る中心人物。広島をもっと全国や世界に知ってもらいたいという思いから、 広島の様々なコーヒー屋を巻き込んだコーヒーフェスティバルを毎年主催している。
このイベントは、広島三越百貨店で、広島の50年以上続く老舗自家焙煎店から、新進気鋭のマイクロロースター、時にはイタリアンバールなど他のイベントにはない顔ぶれを田中がまとめ、広島コーヒーカルチャーの多様性を伝えている。他にも、チャレンジバリスタという障害を持ったバリスタのラテアートの競技会の審査員等にも取り組んでおり、多くの関係者を巻き込んで業界全体を盛り上げる活動にも精力的。まさに、業界の発展を背負うキーマンである。
そんな田中が、もっとも大事にしていることは“日常”。
お店の名前で、『ライフスタイル』を掲げているように、人々の生活の一部になれるようなお店であり続けることを大切にしている。元々コーヒーが苦手だった田中だからこそ、コーヒーに苦手意識を持っている方にも、コーヒーの世界に踏み出しやすいお店であり続け、広島のコーヒーシーンを最前線で作りあげる。
Progress LIFE STYLE COFFEE が贈る、広島を代表するクラフトマンシップを是非ご自宅で体感ください。
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