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PPP Coffee

生産者、消費者、環境。
全てにとって持続可能なコーヒーの在り方。
シンガポール No.1ロースターが目指す未来。


レベルの高いロースターと、感度の高い消費者。文化も街もコーヒーも、全てが洗練された国、シンガポール。
2009年の創業以来この国のコーヒーシーンを牽引してきた、シンガポールといえば1番初めに名前が挙がるロースターであるPapa Palheta (以下、PPP)。
Chief Commercial Officerを務めるXanthe氏と、Head of CoffeeとしてPPPブランドをリードするShawn氏に話を伺った。


スペシャルティコーヒーに対する終わりのない旅
PPPのHead of Coffee というポジション


シンガポールを代表する大人気ロースター PPPにてHead of Coffee を任されるShawn氏は、2015年にシンガポール工科大学の理学士号を取得して卒業した。同年、バリスタとしてPPPへ入社。周りはあまり取らない選択だったが、迷いはなかった。

現在ではPPPが扱うコーヒーの責任者として、ロースタリー運営、生豆の倫理的な調達から持続可能な包装に至るまで、単純な品質の担保のみならず提供するコーヒーがPPPの価値観と哲学に沿っているかについても監督している。

また、World Best Bar で 2位に輝いたJigger & Ponyとのコラボブレンド作成等、まさしくシンガポールを代表するPPPのブランドの根幹を担ってきた。
「スペシャルティコーヒーに対する終わりのない旅」Shawnは自身とコーヒー、そしてPPPとの時間をこう呼んだ。

PPPがコーヒーを介して築くコミュニティ


「スペシャルティコーヒーロースターとして創業して以来、フーバー通りの小さな隠れ家のような店で、見知らぬ人から友人になった皆さんから頂いた、言わばチップで私たちは生計を立てていました。」

スペシャルティコーヒーの提供というビジネスの枠を超えて、PPPは自らの事業や価値観が人々にインスピレーションを与え、コミュニティを結びつけるということを信じている。

それはPPPのお客様だけではなく、取引をしている作り手(農園)も同じ。長期的な関係を築き、品質、トレーサビリティ、持続可能性という3要素をコアにPPPはサプライチェーンに属している。

日本やアジアに届けたいものとこれからのコーヒー業界

「私たちは全てのコーヒーに物語があると信じています。」CCOのXanthe氏は語る。
PPPというフィルターを通して、全てのコーヒーの背景にある物語やPPPの世界観を届けたい。Heirroomを通じて日本、そしてアジアの皆様とより繋がれることを楽しみにしているという。

また、ブランドの方針として業界の最先端を積極的に担うという姿勢も特徴的。こうでなければいけない、これまでこうだったからという固定概念にとらわれず、常に最前線に立ち続けようとするPPPの姿勢が、競争激しいシンガポールで確固たる地位と人気を築いた要因の一つなのかもしれない。
ぜひ、PPPの品質と世界観、そして彼らが描き挑戦する新しいコーヒーの在り方を試して頂きたい。

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