インドネシア共和国スマトラ島北部にある高品質アラビカコーヒーの生産地域、そこは火山に囲まれた荘厳な景色が広がる場所。 タワルと呼ばれる湖の周辺で生産される、素晴らしい風味を持つ特別なコーヒー。 その美しい景色とは裏腹に、2000年代後半当時、内戦で疲弊した人々を襲った大地震・津波により、壊滅的な打撃を受けました。 「同地域のケナワット村の生産者たちのコーヒーが持つ風味とそのストーリーを広く知ってもらうことで人々を支援したかった」と、2015年にわずか1袋のコーヒー生産からスタートした「ADENA COFFEE」創業者であり社会学を学んできたアビーは語ります。 彼を中心に「その土地独自の豊かな風味」、「インドネシア固有の精製方法」、「社会貢献」、「永続的なコーヒー生産」をモットーとする会社は、同じ志を持つ仲間に恵まれ、社会からも広く認められ、その活動をインドネシア各地に広げています。