あのアブから！！ 真っ赤な果実を思わせるカーボニックマセレーションのリリース！！！

2017年のベスト・オブ・パナマ初出品から毎年上位入賞を果たしている農園から 真っ赤な果実感が楽しめる二酸化炭素発酵のカーボニックマセレーションナチュラル、入荷です！！
温かいうちからパキッとしたザクロやグレープ、いちごのようなフルーティさとローズヒップやティーローズのような真っ赤で華やかなフレーバー。
冷めてくるとフレーバー強度はそのままに甘さと酸がグンと伸びてきて、一気にジューシーさが増します！ アブのリリースする様々なロットの中でも特に華やかなフルーティさが楽しめるロット！

【abu とは】
スペイン語で祖父を意味する「アブエロ（Abuelo）」という言葉を由来に持つ農園。 三代目のコーヒー生産者ホセ・ギレルモ・ラットレル・テッドマン氏が孫たちに「Abu!」と呼ばれていたことからこの名前が付けられました。 この農園は1,550mに位置しており、朝晩はハバレケと呼ばれる濃霧に包まれます。 また、日中は日差しがとても強い地域なため、シェードツリーと呼ばれる背の高い樹木の木陰でコーヒーの木を生育することで、日射量をコントロールしています。

【Carbonic Maceration Natural とは】
2015年のバリスタ世界チャンピオンのササ・セスティック氏がカーボニックマセレーションのコーヒーを使用し、優勝したことで一気に知名度を獲得したプロセス。 きちんと説明するとめちゃくちゃ長くなるのででわかりやすく説明すると
コーヒーの実を収穫する
↓
皮や果肉がついたままタンクの中に入れる
↓
定期的に二酸化炭素を注入し酸素を追い出す←無酸素下で活動できる微生物だけが大活躍
↓
美味しいコーヒーの出来上がり！

こんな感じのプロセスです。 温度とpHを厳密にコントロールすることで雑味がなく、繊細でフルーティな味わいが出来上がります。 ちなみにカーボニックマセレーションは元々ワインに使われていた発酵方法。 あのボジョレーヌーボーとかにも使われてるらしい！

【様々なゲイシャ種】
エチオピアはゲシャ村のゲシャという品種を源流に持つゲイシャ種。 しかし一口にゲイシャと言っても、実はゲイシャも一枚岩ではありません。 ”ゲイシャ”と呼ばれるコーヒーには大きく分けて以下の4系統が存在します。

・コスタリカ経由でパナマ等の中米へ渡ったゲイシャ
豆が大きく、面長な感じ
いわゆるゲイシャらしいと言われるフローラルフレーバー、甘さを兼ね備えているのがこれ

・マラウィゲイシャ
1956年にマラウィへ渡ったゲイシャ
パナマゲイシャとは全然違う品種 豆は小さくて丸い。でも、ちょっと面長 エチオピアっぽい味

・1931ゲイシャ／ゴリゲシャ2011
ゲシャ村で原生品種から厳選された、(多分)わりと源流に近いゲイシャ パナマゲイシャのフローラル系ではなくエチオピアっぽいお味

・耐サビ病ゲイシャ
耐サビ病品種として各国へ渡ったゲイシャ
情報が錯綜しすぎてて詳細不明

ゲイシャって色々あるんだなーっていうのがなんとなくわかってもらえたんじゃないかなと思います。 今、自分の飲んでいるゲイシャが一体どういうゲイシャなんだろうか、なんて考えながら飲むのもまた一興！ たくさん飲み比べて、違いを探してみてください！

詳細情報

フレーバー	Strawberry, Pomegranate, Rosehip
品種	Geisha
精製方法	Carbonic Maceration Natural
生産国	Panama
地域	-
農園	abu
標高	1,550m