タンザニア
タンザニア/アカシア・ヒルズ・SL28 Tanzania / Acacia Hills SL28
THE COFFEESHOP
¥ 1430(100g, 税込)
¥215/1杯当たり(15g)
ライトロースト
【フレーバーコメント】
浅煎り。
ブラッドオレンジのようなジューシーさ、冷めるにつれて洋梨やチェリー、ほのかにフローラルな風味。
軽やかな質感で、キャラメルやブラウンシュガーのような甘さがあります。
【産地情報】
東アフリカに位置するタンザニアは、スペシャルティコーヒーの生産で著名なケニアや、近年知名度と上げているルワンダ、ブルンジ、ウガンダと国境を接する国です。
そのコーヒー生産の歴史は古く、タンザニア北部では1920年代ごろからドイツ系の移民によってコーヒー農園が営まれていたそうです。
現在でも国内で生産されるコーヒーのほとんどをコモディティコーヒーが占めるタンザニアですが、ここ数年でスペシャルティグレードのものを目にする機会がとても増えたのを感じます。
今回お届けのAcacia Hillsは、まさしくそんなタンザニア・スペシャルティの代表格と言える農園かもしれません。
スペシャルティコーヒーのダイレクトトレード・プラトフォーム、TYPICAを介して購入したコーヒーです。
昨年はこちらの農園から、Kentというタンザニアの固有品種のロットをご紹介しましたが、今年はケニア品種であるSL28の単一品種ロットをお届けします。
チェリーはまず畑で選別され、次にウォッシングステーションに運ばれて(主に夕方に)果肉除去を行います。
12〜13時間の開放発酵を行い、よく発酵したところでコーヒーを回して発酵度を確認。
その後、ウォッシングし、浮遊物と分けて、P1・P2のグレード分けを行います。
乾燥台で約13〜16日間(天候によってパーチメントの水分量が12%になるまで)乾燥させ、倉庫に送られます。
届いたコーヒーは、まずカシスやブラッドオレンジ、グレープフルーツのようなフルーティな風味が印象的でした。
明るく甘さを伴った酸味で、昨年に引き続き一般的なタンザニアのコーヒーとは一線を画すような趣きがあります。
冷めるにつれてアシディティは穏やかになっていく印象をもちますが、同時にほのかにジャスミンのようなフローラルな香りを感じるようになりました。
この慎ましい華やかさ、昨年のKent種にも感じたフレーバー。品種ではなく、この農園自体がもつテロワールのひとつなのでしょう。継続して購入すると、そういうことも見えてきて面白いですね。今年も素晴らしい品質で届いたTanzania / Acacia Hills。どうぞお楽しみください!
どうぞお楽しみください!
詳細情報
| フレーバー |
Blood Orange, Caramel, Brown Sugar, Nuts, Stone Fruits, Maric, Apple, Cherry, Pear, Floral, Sweet Finish |
| 品種 |
SL28
|
| 精製方法 |
フリーウォッシュド
|
| 生産国 |
タンザニア |
| 地域 | カラツ、オルディアニ |
| 農園 |
アカシア・ヒルズ |
| 標高 | 1,750〜1,950m |
焙煎したロースター

東京
THE COFFEESHOP
「豆を売って終わりではない。」 責任を持って届ける、渋谷コーヒーシーンの先駆者 日本有数の大都会であり、カルチャーの発信地である渋谷。渋谷の少しの奥にある閑静なエリア富ヶ谷には、アートや音楽など芸術的な感性が高い人が多い。 この街で10年以上に亘ってコーヒーの商いを続ける「THE COFFEESHOP」。2011年のスペシャルティコーヒー黎明期から東京のスペシャルティコーヒーを支えるコーヒーブランドである。 そんなTHE COFFEESHOPの焙煎士 萩原大智さんに話を伺った。
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