イエメン
YEMEN AHSAN Ghalebu
ASLAN COFFEE FACTORY
¥ 2820(80g, 税込)
ライトロースト
イエメンコーヒーですが、伝統的なロットではなく、どちらかと言えば、イノベーティブロットです。
コーヒーノキだけでなくジャスミンも育てるアフサン。
齢69歳ですが、コーヒーへの飽くなき好奇心に溢れるスーパーおじいちゃんです。
今回のロットは自分が丹精かけて育てたジャスミンとコーヒーを使って作り上げたイノベーションタイプのコーヒーです。
嫌気性発酵を4日間行ったアナエロビックベースですが、密閉する前にコーヒーチェリーと共に少しだけジャスミンの葉を加えています。
所謂、インフュージョンコーヒーですね。
ただジャスミンの”花”じゃなく”葉”を加えているので、ローリエやスウィートバジルを思わせる甘いハーバルな香りが漂います。
アフサンが育てるイエメン品種にはカカオニブの印象もしっかりとあるので、ジャスミンの”葉”から漂う香水の様な甘い香りと良いハーモニーを生んでいます。
アタック(第一印象)の酸質はタータリク(酒石酸)で、強い強度があるため口に入れた瞬間は葡萄や葡萄を使った果実酒、程よいタンニンを感じられる軽めの赤ワインのようなジューシーな印象を受けるが、しっかりとした質感があるので液体にははっきりとした滑らかさを感じられるので、ミドル(味の中間域)から糖蜜やシロップ、チョコレートのようなリッチな甘みを楽しめる。
酸味にはイチジク、ドライパイナップルのような質感を伴った果実を連想できるジューシーさがありつつ、甘味にはチョコレートや、蜂蜜、糖蜜のような強いとろみを伴ったしっかりとした様相があります。
余韻でほんのりとカカオニブに似た渋さがあります。
それがまたトラディショナルなイエメンモカの雰囲気を醸してくれるので、アタックはユニークなのに、フィニッシュではどこか懐かしさを覚えます。
イエメンの”今”と”昔”をタイムトラベルして楽しんでるかのような独特なバランスを味わえるその”違和感”が個人的には大好きな一杯です。
詳細情報
フレーバー |
フレーバープロファイル:Malic(マリック系),Tartalic(酒石酸),Ripe(完熟),Jucy(ジューシー),Molasses(糖蜜),Cacaonibs(カカオニブス),RoundMourhfeel(ラウンドマウスフィール),Rich Aroma(豊かなアロマ),VISCOUS(粘性),MediumFull-Body(適度に重たいボディ感),thick and Rich texture(分厚くて豊かな舌触り),Fig(無花果),Grape(葡萄),Drypineapple(ドライパイナップル),syrup(シロップ) |
品種 |
Udaini(ウダイニー)
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精製方法 |
Jasmin Infusion Natural
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生産国 |
Yemen |
地域 | Haraz Alzawn village(ハラーズ地域アルザウン村) |
農園 |
Ahsan Ghalebu (アフサン・ガーレブ) |
標高 | 2,000- 2,150m |
みんなの投稿
bravo
2024-05-11
ASLAN COFFEE FACTORYさんのコーヒーはいくつか試してみました。 ストロベリーインフューズドは、すごいイチゴ感で、豆からも、コーヒーからもずっとイチゴ! あと、毎回コーヒーにリーフレットがついてきてそれを読みながらコーヒーを飲むのが楽しみになってます。 これからも発見のあるコーヒー、楽しみにしています。
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rock
2024-03-12
まず豆が大きくキレイ。蒸らしでの膨らみが凄まじい。口に含んだ瞬間は重みがありつつも柔らかく、どこかラムやヨーグルトを思い出させる。 何より面白いのが焙煎から時間が経つほどに良い意味でマイルドに味が変化していきました。
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No.0
2023-11-01
口に入れた瞬間、瑞々しい柑橘のフレーバーが爆発する。付随する香辛料の香りの重厚感。フィニッシュ向けたキャラメルの甘さ。気付けば空のカップと満ち足りた充足感があるような、そんな珈琲。
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