独自の進化を遂げる中国４大器具ブランドの一つ。
プロのバリスタからホームバリスタまで、コーヒー愛好家のための総合コーヒー器具ブランド。

中国、新一級都市として急速に発展する四川省 成都。増え続ける中国のコーヒー愛好家がこぞってチェックするコーヒー器具ブランドが「MHW-3BOMBER」である。

2016年に誕生した比較的若いブランドながら、彼らのプロダクト開発は実際に器具を使うユーザーの意見を取り入れ、何度もアップデートを繰り返している。また彼らの特徴として、ニッチながらありそうでなかった、または今あるけれどもっと良い形になる。そんなラインナップが特徴的だ。

例えば、パウダーコントロールメッシュは以前からあったモデルの器具であるが、プロ的要素が強く、全てのコーヒー愛好家に対してベストな選択ではなかった。そんな中で、彼らはデザインと価格を見直しながらスピーディな商品投入を行っている。そしてガレージブランドならではの独自性を込めたデザインに最新の技術を投入し、日本や海外のコーヒーブランドと比べて異彩を放つブランドとして成長してきた。

バリスタを知っているからこそ、コーヒーを知っているからこそ、
可能となる新しいコーヒープロダクト。

MHW-3BOMBERは現在、プロダクト開発専門の研究ラボを作り、10人の開発メンバーと、メーカー自社のバリスタ3人の社員が在籍する。またロースターとしてスペシャルティコーヒーを販売する側面も持ち合わせ、メーカーとユーザーのシームレスな連携によるプロダクト開発を再現している。

その中でも従来は特にエスプレッソマシンの器具やドリップ器具など幅広いラインナップの選択肢を提供してきた。ブランドのイメージはそういったコーヒー器具やサポートツールがメインに形成され、彼らのプロダクトはプロの現場ではバリスタをオペレーションを便利にし、家庭ではより美味しいコーヒーになる手助けを行う。

例えばDistribution Dosing Cupは、微粉除去を行う専用の器具だ。家庭用の電動グラインダーはモーターやグラインド刃のスペックの制限のため、微粉が多く発生する傾向にある。一般的なメーカーはグラインダー側の改善やスペック向上を行ってきたが、MHW-3BOMBERは微粉を取り除くことで、粉の粒度を調節することを提案している。これによりどんなグラインダーでも、目に見えて品質が向上が期待される。

器具からマシンまで。全てをデザインするメーカーを目指して。

2023年度、MHW-3BOMBERは初のコーヒーマシンを販売した。エスプレッソマシンはオートマチックモデルとセミオート、それに加え電動グラインダーや温度調節ができる電動ドリップポットなどを同時にリリースさせ、一つのブランドでほとんどのコーヒーシーンを作ることができる。

彼らは今後、中国、日本やアジア、そして世界に自社プロダクトを広め、ユーザーの意見をより多くても汲み取り、いろんなアイテムで消費者を驚かし続けるだろう。まさにコーヒー器具界のエコシステムを目指すMHW-3BOMBERで、コーヒー器具の最前線を体験してはいかがだろうか。