フィリピンのコーヒー業界に明るい未来をもたらす
スペシャルティコーヒー業界を牽引するCandidの挑戦

ビジネス、研究、政治、そして歴史。フィリピンのあらゆる要素が詰め込まれた究極の拠点、首都マニラ。その中で一際目を引くスタイリッシュなコーヒーショップがある。
マニラで5店舗を展開する Candid Coffee は、フィリピン国内における生産者、バリスタ、消費者を含むサプライチェーン全体の成長を押し上げる役割を担おうとしている。
2018年に創業し、まだ5年程ながら勢いのあるCandid Coffeeの創業者であるLance氏と、事業責任者であるJulia氏に話を伺った。

小さなコーヒーカートからスタートしたCandid Coffee

今でこそ大きな旗艦店を持ち、マニラ中心部に5店舗を展開するCandid Coffeeだが、2018年にスタートした頃は、凡そマニラで最も小さい焙煎業者の一つだった。

日曜のファーマーズマーケットで手焙煎したコーヒー豆を販売する小さなコーヒーカートをスタートさせたCandid Coffee。小さい焙煎業者ながらもCandidの高品質なコーヒー豆が少しずつ反響を呼び、結婚式や企業のイベント、その他催事に呼んでもらえるように。

卸売の問い合わせも増え、1年後には小さな焙煎所としての機能を持たせた店舗を設立した。
「質の高いコーヒーとサービスを提供することで、顧客のニーズを満たすことをとにかく最優先に考えている。」とJuliaは話す。
コロナ渦中、厳しいロックダウン状況下が長く続いたフィリピンにおいても、クオリティを追求するCandidの成長は継続し、店舗も順調に拡大した。

古のコーヒー大国フィリピン。フィリピンのコーヒー市場を牽引する存在へ。

「フィリピンがかつて世界で4番目に大きなコーヒー生産国であったことを想像してみてください。世界のコーヒーの舞台に、フィリピンの名前をまた取り戻したい。」Juliaは真っ直ぐな目で語った。

Candidは、まだまだこれから成長を続けるであろうフィリピン国内のスペシャルティコーヒー市場において、より強固なサードウェーブコーヒーブランドを多店舗展開することが今後の飛躍の為に大事だと考える。
より多くのコーヒーを植えたいと願う生産者と、より多くのコーヒーを求める消費者の連鎖反応を引き起こし、フィリピンコーヒーの大きな可能性に対する意識を高めるサイクルを生み出すことを目指す。
「フィリピンのコーヒー業界に明るい未来をもたらすCandidの旅に是非参加してください。」
今後5年間でさらに20~30店舗の出店を見込んでいるCandid Coffee。フィリピンで最も勢いのある有力ロースターの品質とクラフトマンシップを、是非ご自宅で実感ください。